小児皮膚科・形成外科・アレルギー科・重症ニキビ外来・糸リフト・わきが・多汗症 小児皮膚科・形成外科・アレルギー科・重症ニキビ外来・糸リフト・わきが・多汗症

リストカット跡の治療・手術

このようなお悩みはありますか?

  • リストカットした腕を隠して生活をしている
  • 傷跡を見ると辛い思い出がよみがえる
  • 子どもが大きくなる前に、傷跡を治したい
  • レーザー治療をしてもあまり効果がなかった

このようなお悩みをお持ちの方は、皮膚科専門医のいる当院へご相談ください。
当院では、リストカット跡の治療・手術として4つの方法から治療法をお選びいただけます。

戻し植皮手術

局所麻酔をしたあとに、傷痕の上の薄い皮膚を採取してその部分の真皮を平らにします。 採取した皮膚のうち、太い傷跡は取り除いて皮膚をもとの部分に戻します。(戻す際に90°回転することがあります)
傷の場所や大きさによっては、他の修正方法と併用して行うことがあります。
手術時間は1時間半程度です。

術後のケアについて

手術後2週間は、ギブスによる固定と通院が必要です。また、1週間は傷口を水に濡らすことはできません。 2週間程度で抜糸を行います。手術から1年程度は、スキンケアを行う必要があります。

合併症について

  • 出血や血腫(皮膚の下に血がたまる)
  • ばい菌などが傷口から感染する
  • 痛み
  • 腫れ
  • 発赤
  • 湿疹
  • 色素沈着

これらの症状は、落ち着くまでに1年程度かかることがあります。

費用

面状瘢痕 ~10㎠(非常に小さい範囲) 00,000円
面状瘢痕 ~25㎠(小範囲) 00,000円
面状瘢痕 ~50㎠(肘から手首までの半分程度の範囲) 00,000円
面状瘢痕 ~100㎠(肘から手首までの範囲) 00,000円

※肘から上と肘から下で、手術は分けておこなっております。

手術の特徴

戻し植皮手術は、皮膚を薄く採取して回転させてもどす手術法です。
1週間程度、傷口を水で濡らさないようにして2週間はギブス固定が必要となります。
手術から1週間後と2週間後に通院が必要となります。
この手術は、局所麻酔で1時間半程度で終了となります。
お子さんがいる方などで早急に傷跡を目立たなくしたい方や、レーザーによる治療で効果が得られなかった方にオススメの治療法です。

  • 他の部分から皮膚を持ってくる必要がない
  • 皮膚を回転して戻すので横方向の傷跡が無くなる
  • 傷痕のひきつれが起こりにくい

フラクショナルレーザー

手術の特徴

メリット
  • 日常生活に影響を受けずに治療が受けられる
  • 他の治療法と比べて炎症が少ない
デメリット
  • 効果が見られるまでに治療が長くかかる
  • 傷痕の状態によっては効果が少ない

フラクショナルレーザーによる治療は、細いリストカット跡にオススメです。
レーザーを照射することで、傷痕の盛り上がりを軽減させながらぼやかすことで傷跡を目立たなくしていきます。
治療は、最低でも5回は必要となります。また、太い傷跡にはあまり効果を得られません。

傷跡の切除手術

メリット
  • 1回の治療で効果が得られる
デメリット
  • 術後の傷跡が残りやすい
  • 切除する範囲に制限がある

小範囲のリストカットや根性焼きなどの小さな跡にオススメの治療法です。
傷痕を切除してジグザグの線に変えることで、傷痕を目立たなくします。
手術は30~1時間程度で終了します。治療範囲や部位によってはギブスを2週間固定する必要があります。

傷跡の削皮手術

メリット
  • 他の部分から皮膚を持ってくる必要がない
  • 手軽に受けられる
デメリット
  • 傷が治癒するまで1か月ほどかかる
  • 傷痕がひきつれたり、盛り上がることがある
  • 太い傷跡の場合、1回の治療では消えずに何度か治療を行う必要がある

小さな範囲にある太い傷跡やフラクショナルレーザーでは効果が無かった傷痕にオススメの治療法です。
傷痕と周辺の皮膚をレーザーで削ってヤケド痕のようにしていきます。
治療は15~30分程度で終了します。広範囲のリストカット跡には対応しておりません。

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